日米欧英豪の四半期実質GDP

実質GDPとは、物価の変動(インフレやデフレ)を取り除いて計算したGDPのことです。物価変動を排除することで、経済がどれだけ実際に成長しているのかを正確に把握することができます。実質GDPを使えば経済規模や成長率の国際比較がしやすくなり、政府や中央銀行が経済政策を考える際の重要な基準になります。
金利を下げることが出来ないまま景気後退入りが懸念されるアメリカ経済ですが、速報値で2025年Q1のアメリカGDPがマイナスに突入しました。二四半期連続マイナスでリセッション入りとなります。日本は主要国の中ではQ4GDPは健闘した形です。インフレ率が高いのでGDPが高くなっても当然と考える事もできるのですが、最近ではめずらしい状況で日本の経済に変化が起こっていることは事実です。
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