日米の雇用統計

時短ファンダ分析

アメリカの雇用統計

米雇用統計は毎月第1金曜日、日本時間で午後9時30分(夏時間)または午後10時30分(冬時間)に発表されます。NFP(Nonfarm Payrolls)とは非農業部門雇用者数のことで、農業を除く各産業の雇用者数の増減を示します。その他に失業率、労働参加率、平均時給なども同時に発表されて、アメリカの経済動向を理解するための「羅針盤」ともいえる指標となっています。

3月分の雇用統計に関しては、NFPは強い数字となりました。失業率は上昇し、平均時給は前月比で上昇し、前年比で下落した形となりました。雇用統計よりも関税政策のヘッドラインに市場は大きく反応しています。今後の景気悪化やインフレ再燃が懸念された状況はしばらく注視していく必要がありそうです。

日本の雇用統計

解雇規制のある日本の雇用統計は、失業率が2.5%前後、有効求人倍率が1.25倍前後で安定推移。大きく乖離してきたときに注目していくようにする。

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