毎月第1日曜日更新予定
5分でザックリ確認できるテクニカル分析を毎月第1日曜日に更新していきます。主にサテライト戦略の大部分を占めている米国高配当株ETF、米国債券ETF、日本株、ビットコイン等の水準確認用です。確認しておきたいのは2σ~3σレベルの暴落時の最大ドローダウン水準と、1σレベルの調整時からのスポット購入のタイミングを把握しておくことです。暴落・調整時の想定をして、動揺することなく行動できるように準備していきます。
米国株分析(S&P500)
S&P500指数の長期チャートで米国株の水準を確認していきます。ウォーレンバフェットは妻に「遺産の90%をS&P500に投資するように」と指示していた事が話題となりました。アメリカの主要な大型株約500銘柄の時価総額加重平均は実質的にマグ7が牽引していることも補足しておきます。
日本株分析(日経平均)
日経平均の長期チャートで日本株の水準を確認していきます。米国株が下落すると、日本株に影響を及ぼす事が過去には多く確認されてきました。外国人投資家は基本的に大型株に投資してくるので、当面は日経225で水準把握をしていきます。
為替分析(米ドル/円)
為替水準の確認用です。外国株の利益が株価上昇によるものなのか、円安によってもたらされているものなのか、その両方なのかを確認します。プラザ合意後からの超長期の為替水準と、東日本大震災後からの長期の為替水準を確認していきます。
金利分析(米国債10年利回り)
金利水準の確認用です。アメリカ10年債利回りはインフレ率や米国の政策金利などによって変動します。基本的には金利(利回り)が上昇すると、株価や債券価格は下落する傾向にあります。日本の長期金利は2%に到達したら確認するようにします。
リスクオフ(VIX/GOLD/原油)
リスクオフ分析用です。VIX指数は20を越えたら注意、30を越えたらスポット買い推奨水準となることが多いようです。タイミングを計る際の目安として利用します。また、リスクオフ局面ではゴールド価格は上昇、原油価格は下落する傾向にあります。
リスクオン(ビットコイン)
ビットコイン(BTC)はデジタルゴールドと呼ばれることもあり、トランプ政権で準備金として保有される可能性から注目されています。株式よりもさらに大きなリスク資産で、ボラも非常に大きいのが特徴です。リスクオン/オフの先行指標としても利用されることがあります。
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