時短テクニカル(日本株)

時短テクニカル

『2025年はここまで下落する』とか、『この価格で買えばOK』と言っているわけではありません。『リーマンショック級の出来事が起こった場合どれくらい暴落するか』、『調整下落が入った場合はどのあたりから買っていくか』 といった事を予め想定して準備しておくための水準把握だと思ってください。「いつ暴落が起こるか」は分からないケド、「いつか暴落が起こる」ことは確実です。

日経平均長期チャート

2008.10リーマンショック後6,995
2012.11東日本大震災後8,605
2020.03コロナショック後16,358
2024.08植田ショック後31,156円

ばけっと投資では、日本株の水準確認は日経225の指数で確認していきます。日本株全体の動きはTOPIXのほうが反映されているようにも思えるのですが、外国人投資家が大型株メインなので日経平均で確認していくことにします。

まず基準となるのが2012年11月の東日本大震災後の最安値8,605円です。そして直近の大暴落となったのが2020年3月のコロナショック後の最安値16,358円です。東日本大震災後の安値とコロナショック後の安値を結んだピンクのトレンドラインが大暴落時の下落目安となります。2025年は22,000円前後になるのが確認できると思います。2024年末時点で市場最高値が42,224円なので約48%の下落となります。日経平均の最大ドローダウンは50%くらいを想定しておく必要があります。

次に東日本大震災後の安値と2023年1月の株価反発ポイントを結んだ水色のトレンドラインが調整下落の目安になると思います。月足の75EMA(黄色の波線)あたりに引かれた直線で、意識されている水準のように見受けられます。2025年は30,000円前後になるのが確認できると思います。最高値からは約29%下落した水準になります。(75EMAとは直近の価格の比重を高めた75ヶ月移動平均のことですが、難しく考えなくてOKです)

最後に直近の下値抵抗となっているのが38,000円前後です。去年の8月、9月に「植田ショック」と呼ばれるような調整もありましたが、2024年3月以降は38,000円あたりまで下落すると買いが入っている状態です。38,000円は最高値から約10%下落した水準になります。

直近は4万2000円台をつけてから「植田ショック」と呼ばれている調整下落のあとは38,000円~42,000円くらいのレンジ相場になっています。

  • 毎月の積立額は変更しない。暴騰時も暴落時もコツコツ淡々と積立投資を継続する。
  • 日経平均38,000円あたりから、買ってもいい水準の銘柄が増えてくる可能性大。
  • 日経平均30,000円あたりから、多くの銘柄が強気でスポット買いできる水準に。
  • リーマンショック級の大暴落では22,000円くらいまでを想定して資金管理を徹底する。

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