【実体験】兼業投資家の資産形成術|本業を続けながら投資で増やす5つのルール

本業を続けながら投資で資産形成する兼業投資家の戦略を解説するアイキャッチ画像 きまぐれ投資日記
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この記事でわかること

  • 「兼業投資家」という選択肢がなぜ最強なのか
  • 会社員に向いている投資と向いていない投資の見分け方
  • FXで失敗した僕が行き着いた「5つのルール」
  • 1日5分でできる投資習慣の作り方
  • 兼業だからこそ得られる3つの強み
  • 本業の収入を投資にどう回すかの具体的な設計

はじめに|「時間がない」は投資をしない理由にならない

「投資を始めたいけど、仕事が忙しくて時間がない」

これは、会社員が投資を始められない理由として最もよく聞く言葉です。僕(ばけっと)も以前はそう思っていました。

でも今は、「時間がないからこそ、投資すべき」だと考えています。

なぜなら、時間がない人に最も向いている投資法——インデックスの自動積立——は、まさに「時間をかけない」ことが成功の条件だからです。毎月自動で買付が実行され、相場を見る必要もなく、銘柄を入れ替える必要もない。設定に5分、月1回の残高確認に5分。それだけです。

僕は会社員として働きながら、2033年のサイドFIREを目指して資産を積み上げています。この記事では、兼業投資家として実践している「5つのルール」と、本業を続けながら投資で成果を出すための具体的な方法を紹介します。


会社員に向いている投資・向いていない投資

まず、「会社員が手を出すべきでない投資」を先に知っておきましょう。僕自身の失敗経験も含めて整理します。

会社員に向いている投資手法と向いていない投資手法の比較

僕の失敗がまさにこれでした。 会社員なのにFXに手を出し、仕事中にスマホでチャートを見て、感情的にトレードし、給料2年分を失いました(詳しい体験談はこちら)。

この失敗から学んだのは、「会社員にとって最良の投資は、仕事中に一切気にならない投資」だということです。


兼業投資家の5つのルール

FXの失敗を経て、僕が今実践している5つのルールを紹介します。

ルール①:投資は「自動化」する

毎月の積立は、クレジットカード決済で完全自動化しています。SBI証券のNISAつみたて投資枠で、毎月1日に自動買付。自分の意志で「今月は買う/買わない」を判断する余地を残さないことが、感情に振り回されないための最大の防御策です。

Oliveゴールド × SBI証券クレカ積立でVポイントを最大化する方法

ルール②:コア銘柄は「1本」に絞る

僕のつみたて投資枠はeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)1本のみです。「あれもこれも」と分散させると管理が煩雑になり、結局どれも中途半端になります。オルカン1本なら、それ自体が全世界の約3,000銘柄に分散投資しているので、これ以上の分散は不要です。

新NISAつみたて投資枠のおすすめ銘柄3選と選び方

ルール③:相場は「見る」が「賭けない」

僕は毎月の市況レポートを書いているので、経済ニュースや株価の動きは追っています。でも、それによってオルカンの積立を変えることは一切しません。「知ること」と「それに基づいて売買すること」は別の行為です。 知識として相場を理解しつつ、投資行動は自動化に任せる。これが兼業投資家のベストバランスだと考えています。

ルール④:本業の収入を「最大の武器」にする

投資で資産を増やすための最も確実な方法は、入金力を上げることです。運用利回りを1%上げるのは難しいですが、毎月の積立額を1万円増やすのは、生活費の見直しで実現できる可能性があります。

兼業投資家にとって本業の給料は「最大の投資原資」です。本業を辞めてしまえばこの入金力を失います。だからこそ、本業を続けながら投資することに意味があるのです。

ルール⑤:投資に「楽しさ」を求めない

FXをやっていた時、トレードにはゲーム的な楽しさがありました。チャートが動くたびにドーパミンが出る。でもそれは「投資」ではなく「ギャンブル」の楽しさでした。

インデックス積立は退屈です。でも、退屈さこそが長続きの秘訣です。 投資に刺激を求め始めたら、それは危険なサインだと思ってください。


兼業投資家の「3つの強み」

「兼業」はハンデだと思われがちですが、実は専業投資家にはない強みがあります。

強み①:毎月の安定した入金力

専業投資家は運用益だけで生活しなければなりません。相場が下がっても生活費のために資産を取り崩す必要があります。

一方、兼業投資家には毎月の給料があります。相場が下がった時でも積立を続けられる——むしろ安く買えるチャンス。この「暴落耐性」は、本業の収入があるからこそ得られる圧倒的な強みです。

強み②:感情的な売買を避けられる

仕事中はトレードできない。これは制約ではなくメリットです。

2020年のコロナショック、2022年の利上げショック、2025年のDeepSeekショック——いずれも、リアルタイムでチャートを見ていた専業トレーダーの多くがパニック売りしました。でも、仕事で忙しくてチャートを見られなかった会社員は、気づいたら回復していた。「見なかったから損をしなかった」というケースは非常に多いのです。

強み③:時間を味方にできる

会社員は定年までに20〜30年くらいの投資期間を確保できると思います。この「時間」こそがインデックス投資の最大の武器です。

月3万円を年利5%で30年間積み立てると、約2,497万円になります。元本は1,080万円なので、約1,400万円が複利の力で増えた分。時間さえあれば、特別なスキルがなくても資産は増えるのです。


1日5分の投資習慣

「兼業投資家は何もしなくていい」と言いましたが、完全にゼロではありません。最低限やるべきことと、やらなくていいことを整理します。

毎日やること(1〜2分)

  • 経済ニュースの見出しだけチェック: 日経平均やS&P500の大きな動き、金利や為替のトレンドを「見出しだけ」で把握。深掘りは不要。

毎月やること(5分)

  • 証券口座の残高確認: 積立が正常に実行されているか確認するだけ。基準価額の上下に一喜一憂しない。
  • クレカの引き落とし確認: 積立分の引き落としが反映されているか確認。

四半期ごとにやること(30分)

  • ポートフォリオ全体のバランス確認: 目標比率から大きくズレていないか確認。大きなズレ(5%以上)があればリバランスを検討。

やらなくていいこと

  • 毎日の基準価額チェック
  • 「もっと良い銘柄はないか」のコアとなる銘柄探し
  • 経済ニュースに基づく売買判断
  • SNSの「○○が暴騰!」「○○が暴落!」への反応

ばけっとの実感: 投資に使う時間は、月次のブログ更新(市況レポート)を含めても月4〜5時間程度です。それ以外の時間は全て本業とプライベートに使っています。この「低負荷」こそが、兼業投資を何年も続けられている理由です。


本業の収入を投資に回す具体的な設計

「毎月いくら投資に回せばいいのか?」という疑問に対する僕の考え方を共有します。

ステップ1:手取りから生活費を引いた「余剰資金」を把握する

まず1ヶ月の支出を固定費(家賃、光熱費、通信費、保険)と変動費(食費、交際費、趣味)に分けて把握します。手取りから支出を引いた金額が「投資に回せる最大額」です。

ステップ2:余剰資金の「50〜70%」を投資に回す

余剰資金を全額投資に回すのはおすすめしません。突発的な出費(冠婚葬祭、家電の故障など)に対応できなくなるからです。余剰資金の50〜70%を投資、残りを貯蓄(生活防衛資金の積み増し)に回すのが安全です。

ステップ3:投資先の優先順位を決める

優先順位投資先上限理由
1位NISAつみたて投資枠月10万円非課税。最優先で使い切る
2位NISAの成長投資枠月20万円つみたて枠を使い切った後に
3位iDeCo月1.2〜2.3万円所得控除で節税効果大
4位特定口座残りの余裕資金課税口座。配当株等

まずはNISAつみたて投資枠を埋めることが最優先です。年間120万円(月10万円)の非課税枠は、使わなければ翌年に繰り越せません。

ステップ4:生活防衛資金を別に確保する

投資とは別に、生活費の6ヶ月〜1年分を現金で確保しておきましょう。これは投資に回してはいけないお金です。失業や病気など、収入が途絶えた時のセーフティネットです。


「いつ始めるか」への回答

投資を始めるベストなタイミングは?

今日です。

「もう少し勉強してから」「もう少し貯金してから」「相場が下がってから」——これらはすべて先延ばしの言い訳です。僕もこれで2年は損をしました。

インデックス積立投資は、始めるのが早ければ早いほど複利の効果が大きくなります。月1万円からでもいいので、今月から始めてください。金額は後からいつでも変更できます。

完璧な準備を待っていたら、永遠に始められません。「不完全な状態で始めて、走りながら学ぶ」のが、兼業投資家の正しいスタートです。


よくある質問(Q&A)

Q. 会社員が投資をするのは副業になる?

A. なりません。 株式投資や投資信託の購入は資産運用であり、副業には該当しません。公務員でも投資は認められています。ただし、勤務時間中のトレードは服務規律違反になりうるので、自動積立が最も安全です。

Q. 投資の利益に確定申告は必要?

A. 特定口座(源泉徴収あり)を選べば不要です。 SBI証券で口座開設時に「源泉徴収あり」を選んでおけば、税金の計算・納付は証券会社が代行します。NISA口座は非課税なので、そもそも申告不要です。

Q. いくらから始められる?

A. SBI証券なら100円から積立できます。 ただし、資産形成の効果を実感するには月1万円以上がおすすめ。最初は少額で仕組みに慣れてから、徐々に増額していきましょう。

Q. 投資で損をしたらどうする?

A. 何もしません。 インデックス積立投資で一時的に含み損になることは普通のことです。リーマンショック後も、コロナショック後も、市場は回復しました。大事なのは「下がった時に売らないこと」と「積立を止めないこと」です。

Q. 投資の勉強はどれくらい必要?

A. 最初の1〜2冊で十分です。 インデックス積立は「やることが少ない」のが最大のメリット。基本的な仕組みを理解したら、あとは実践しながら学ぶ方が効率的です。知識を貯め込んでも、始めなければ1円も増えません。


次のステップ

兼業投資家としての第一歩を踏み出すなら、以下の記事を参考にしてください。

何を買うか迷っている方新NISAつみたて投資枠のおすすめ銘柄3選と選び方

オルカンとS&P500で迷っている方オルカン vs S&P500、どっちを積み立てるべき?

クレカ積立でポイントも最大化したい方 Oliveゴールド × SBI証券クレカ積立でVポイントを最大化する方法

長期的な目標を設定したい方サイドFIREに必要な資産額と具体的なロードマップ

投資の失敗から学びたい方FXで給料2年分を失った僕が、インデックス投資にたどり着くまで

AIブームと投資の関係を知りたい方AIブームの資金の行き先と採算|7,000億ドルの設備投資は回収できるのか


まとめ

兼業投資家の5つのルールをおさらいします。

  1. 投資は「自動化」する → クレカ積立で毎月自動買付
  2. コア銘柄は「1本」に絞る → 積立枠はオルカン1本で全世界に分散
  3. 相場は「見る」が「賭けない」 → 知識と行動を分離する
  4. 本業の収入を「最大の武器」にする → 入金力こそが最強の投資戦略
  5. 投資に「楽しさ」を求めない → 退屈な投資こそ最強

「時間がない」は投資をしない理由ではなく、インデックス積立を選ぶ理由です。

本業を続けながら、毎月淡々と積み立てる。派手さはないけれど、20年後・30年後に振り返れば、これが最も確実な資産形成の道だったと確信できるはずです。


※この記事は2026年7月時点の情報に基づいています。

※特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。


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