『2026年はここまで下落する』とか、『この価格で買えばOK』と言っているわけではありません。『リーマンショック級の出来事が起こった場合どれくらい暴落するか』、『調整下落が入った場合はどのあたりから買っていくか』といった事を予め想定して準備しておくための水準把握だと思ってください。「いつ暴落が起こるか」は分からないケド、「いつか暴落が起こる」ことは確実です。
日経平均超長期チャート

TradingView(日経平均 6ヶ月足チャート)
| 2008.10 | リーマンショック後 | 6,995円 |
|---|---|---|
| 2012.11 | 東日本大震災後 | 8,605円 |
| 2020.03 | コロナショック後 | 16,358円 |
| 2024.08 | 植田ショック後 | 31,156円 |
東日本大震災後の安値とコロナショック後の安値を結んだピンクのトレンドラインが大暴落時の下落目安となります。2026年は24,000円前後になるのが確認できると思います。6月末時点の日経平均は70,062円まで上昇しており、このトレンドラインまでの下落は約66%となります。バブル高値38,915円がかなり下になって、直近の日本株上昇の凄まじさが把握できると思います。日経平均の最大ドローダウンも50%超を大きく超えてくる可能性を想定しておく必要があります。
次に東日本大震災後の安値と2023年1月の株価反発ポイントを結んだ水色のトレンドラインが調整下落の目安になります。2026年は32,000円前後になるのが確認できると思います。現在の最高値圏からは約54%の下落水準です。コロナショック後から一気に7万円の大台まで上昇してきた日本株は、それに見合うだけの下落リスクを常に念頭に置く必要があります。
日経平均長期チャート

TradingView(日経平均 月足チャート)
6月の日経平均は上下に激しい展開となりました。上旬には米利上げ観測の高まりから1日で2,500円を超える下落(今年2番目の下げ幅)を記録した一方、日銀会合の無難な通過や米イラン停戦合意への期待を支えに8連騰し、22日には初の72,000円台に乗せて年初来高値72,831円を記録。しかしその翌日には2,565円安と急反落して7万円を割り込むなど、最高値圏ならではの荒い値動きが続いています。
相場をけん引しているのは引き続きAI・半導体関連です。日銀短観でも大企業製造業の景況感は5四半期連続で改善しており、AI関連需要が景気を支えています。一方で、円は一時161円台まで下落して約39年ぶりの安値に迫っており、日本の10年金利も上昇トレンドが続いています。金利上昇・株安・円安が重なるトリプル安への一定の警戒は引き続き必要な水準です。
月足チャートを見ると、現在の75EMA(黄色の波線)は38,000円付近まで上昇してきており、中期的な調整下落の目安として意識したい水準です。急上昇が続いていることでチャートの傾きは一段と急になっており、当然それだけ調整リスクも高まっています。
- 毎月の積立額は変更しない。暴騰時も暴落時もコツコツ淡々と積立投資を継続する。
- 日経平均は38,000円あたりから、買ってもいい水準の銘柄が増えてくる可能性大。
- 日経平均32,000円あたりから、多くの銘柄が強気でスポット買いできる水準に。
- リーマンショック級の大暴落では24,000円割れくらいまでを想定して資金管理を徹底する。


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