『2026年はここまで下落する』とか、『この水準で買えばOK』と言っているわけではありません。『リーマンショック級の出来事が起こった場合どれくらい暴落するか』、『調整下落が入った場合はどのあたりから買っていくか』といった事を予め想定して準備しておくための水準把握だと思ってください。「いつ暴落が起こるか」は分からないケド、「いつか暴落が起こる」ことは確実です。
SP500超長期チャート

TradingView(S&P500指数 6ヶ月足チャート)
| 2009.03 | リーマンショック後 | 667pt |
|---|---|---|
| 2020.03 | コロナショック後 | 2,190pt |
リーマンショック後の安値とコロナショック後の安値を結んだ青のトレンドラインが大暴落時の下落目安となります。2026年は3,200pt前後になるのが確認できると思います。10月初め時点のS&P500は7,720pt前後で推移しており、このトレンドラインまでの下落は約59%となります。リーマンショック、コロナショックと同様に50%超の最大ドローダウンを想定しておく必要があります。
次にリーマンショック後の安値とコロナショック後の安値をヒゲを含まない実体で結んだラインが、超長期での調整下落の目安になります(チャートを見やすくするため、図では省略しています)。2026年は3,900ptあたりになるため、調整下落としても約50%の下落を想定しておく必要がありそうです。
9月は米長期金利の急騰が重しとなり、S&P500は9月16日のFOMC前後に一時7,500pt台まで下落する場面がありました。それでもAI・半導体株への買いが下支えとなり、月間を通じて7,500〜7,780ptのレンジで踏みとどまり、10月に入っても史上最高値圏を維持しています。
SP500長期チャート

TradingView(S&P500指数 月足チャート)
9月15〜16日のFOMCでは、FRBが政策金利を0.25%引き上げて3.75〜4.00%としました。約3年ぶりの利上げで、年内あと1回の追加利上げも示唆されています。市場では10月会合での利上げ確率が7〜8割まで高まっており、米10年債利回りは19年ぶりの5.2%台まで上昇しました。現在の75EMA(黄色の波線)は5,340pt付近まで上昇してきており、ここが短期的な調整下落の目安となります。
長期金利が5%を超える水準では、株式の割高感が意識されやすく、高バリュエーションのハイテク・グロース株には調整圧力がかかりやすくなります。株価は史上最高値圏にとどまっているものの、金利という重しは一段と重くなっています。今こそ水準感を冷静に把握しておく必要があります。
- 毎月の積立額は変更しない。暴騰時も暴落時もコツコツ淡々と積立投資を継続する。
- 米国株はコロナショック後の上昇が大きく、現在は史上最高値圏。下落調整も大きめになる可能性大。
- SP500指数は5,340ptあたりから、調整下落と考えてスポット買いしてもいい水準。
- SP500指数は3,900ptあたりから、大きめの下落と考えて強気でスポット買いしてもいい水準。
- リーマンショック級の大暴落では3,200pt前後までを想定して資金管理を徹底する
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