『2026年はここまで下落する』とか、『この水準で買えばOK』と言っているわけではありません。『リスクがどれくらい選好されているのか』、『半減期スパンの高値と比較して現在がどれくらいの水準に位置するのか』といった事を把握して、今後の価格水準の目安として準備しておくための水準把握だと考えてください。
BTC/USD長期チャート

TradingView(ビットコイン/米ドル 月足チャート)
| 2012.11 | 半減期後高値① | 1,120$ |
|---|---|---|
| 2016.07 | 半減期後高値② | 2,856$ |
| 2020.05 | 半減期後高値③ | 58,763$ |
| 2024.04 | 半減期後高値④ | 65,352$ |
| 2025.10 | 第4回半減期後 最高値 | 120,000$ |
9月のビットコインは、「9月は弱い月」というアノマリーどおり78,000ドルを下回って始まりました。9月16日には米上院でCLARITY法案が可決されなかったことを受けて、75,000ドル前後まで下落しています。しかしFOMC後は、CFTCによる暗号資産の規制案提出など規制面の前進を好感して反発し、9月21日には一時85,000ドルを突破して2026年1月以来の高値を付けました。10月初め時点のBTC/USDは84,786ドル前後で推移しており、最高値(120,000ドル)からの調整幅は約29%まで縮小しています。月足チャートでは、2026年に入って下回っていた25EMA(ピンクの波線、約78,000ドル)を再び上抜けてきました。
今回の第4回半減期サイクルでの最高値は半減期前の約1.9倍にとどまっており、従来のサイクルより上昇幅が縮小している点は変わりません。米長期金利が19年ぶりの水準まで上昇する逆風の中でも、8月に続いて9月も陽線で終えており、供給減少サイクルとは別の、制度・資金フロー主導の値動きが続いているといえます。
BTC/円長期チャート

TradingView(ビットコイン/円 月足チャート)
円建てで見ると、2025年10月の1,800万円という過去最高値から、2026年10月現在は約1,341万円まで戻しています。最高値からの下落率は円建てで約26%、ドル建てでは約29%となっており、9月も両建てで調整幅を縮めました。過去の半減期後の調整(約70〜80%下落)と比較すると、下落幅はかなり限定的な水準です。
一方で、10月はFRB・日銀ともに追加利上げが意識される会合を控えています。米長期金利の上昇が続けばリスク資産全般に逆風となるため、短期的な値動きの大きさには引き続き注意が必要です。
- 直近の確定した半減期は2024年4月で、半減期後のマイニング報酬は3.125BTC。
- 次回半減期は2028年頃。半減期後1年以内に爆発的な上昇が期待できる。
- ビットコインの発行上限2,100万枚に到達するのは2140年頃と予測されている。
- 2025年に成立した「戦略的ビットコイン準備金」は長期的な需要下支えとして注目継続。
- 日本の暗号資産税制は申告分離課税(税率一律20.315%)への移行が確定。2026年3月31日に改正所得税法が成立・公布済みで、2028年1月からの適用が有力視されている(適用開始まで現行は総合課税のまま。損失は翌年以降3年間繰越控除が可能に)。
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